どうすれば18時に退社できるか!?

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思いつきなのか、何なのか突然、勤め先の社長から「18時には全員会社を出るように。特に水曜日は言い訳無用。絶対に帰れ」とのお達しが。お達しだけならたいした影響はないのですが、私に「必ず実行できるためにその方法を考えよ」という特命がありました。

中小企業ゆえ、こうなると何かしら実施して、且つ効果を出さねばなりません。

私自身は、鬱病から回復しても以前の(特に20代の頃の)体力は未だ戻らず、ムリが利かないので18時には退社できるように段取りを組んで仕事に臨んでいますし、一つ一つのタスクにどれくらい時間がかかっているか、タイマーを使って測定して、時間短縮の余地が無いか常に考えながら、半ば時間短縮マニアのように仕事をしているのですが、どうも同僚はそういう意識が薄く、恒常的に遅くなっているようなのです。特にバックオフィスを担当している女性(独身1名・既婚1名)がいつも22時頃まで仕事をしているのは、やっぱり夜道などの危険性を考えても、彼女たちのために良くないので、これは何とかしたいと思っています。(男はどーなっても知りませんよ!)





さっそく、リアル書店を物色して、女性の目線で書かれたこの本を買ってきました。著者の小室さんはプロフィールをみると同じ年だったのですが、起業されて活躍されている同じ年の女性がいるということにまず驚きました。反面、「オレってば・・・」と思わなくもなかったのですが(^^;)

この本なのですが、出産・育児という体験を通して、小室さん自身が試行錯誤して作り上げた情報共有の仕方、チームの意識の変え方、仕事の効率を高める方法、など具体的なノウハウぎっしりの本です。同じ年というバイアスがかかっていることを考慮しても、勝間和代さんの著書より、ワークライフバランスに関しての具体的な考察は優れているのではないかと思いますし、本書の中での提案がより身近な物として感じられる感じがします。

ほわっとした暖かい文体でありながら、ときどき鋭く切り込む文章を読むに、きっと小室さんの人柄もこういう感じなんだろうなと思います。

ネタバレ自重しますが、E-Mailをいかに有効活用するか、みんなが同じ問題意識を常に持ち続けられる「仕組み」についての考察は即実戦可能で勉強になります。

早速、この3連休でアイデアをまとめて、週明けには上層部に提案してみようと思いました。非常に良い本だと思います!!

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