iPadと10日過ごして変わったこと

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各所でiPad関連のニュースや、iPadは便利だという記事を目にするので、私ごときが特別付け加えることは全くないのですが、ITリテラシー低めな私が実戦でiPadを使ってみてどうだったかというのは、何かの役に立つかもしれないと思うので、この10日で起こった変化をちょっと書きとめておきたいと思います。

まずどうやって使っているかですが、自宅ではリビングで調べ物などをするのに使っています。リビングテーブルの上に出しっぱなしにしてあるので、家内との会話の中で「あれって幾らくらいかなぁ?」なんて会話になったら即時検索できます。これは便利です。いちいち書斎コーナ(私の書斎は個室ではないのでコーナーで正しいのです)に行ってMacbookで調べる手間が省けたことは大きな変化です。家内も面白がってTVで紹介された品々を調べまくっています。要はそれくらい調べ物が簡単にできるという効果は大きいわけです。

会社では、メインで使っているWindows7のノートPCとは全くリンクさせずに、常にEVERNOTEアプリを立ち上げたままでスタンバっています。理由は…PCからもEVERNOTEにWebクリップを送ったりしますが、以前使用したデータや蓄積したままのデータなどを参照する為に使うからです。当然WindowsPCで出来るのですが、参照する為には、別のデバイスがあったほうが断然便利です。セカンドディスプレイの便利さとはまたちょっと違う便利さだと思います。またWikipediaだとか、RSSリーダーもヒョイと横にあるデバイスで確認できることにより、仕事に行き詰まったときに良い意味での切り替えに使えています。当然ノートPCの横に置いてあるiPadでブログ記事の下書きなどもしています。ソフトウェアキーボードが使いづらいという話を耳にしますが、私は特に問題になっていません。パチパチというタイプライターのような音が心地よくて、別にiPadで書くべきものではないものまで、iPadで書いていたりします(笑)

現段階で、私のキラーアプリはやはりEVERNOTEということになります。当然i文庫HDに仕事で使うカタログなどを突っ込んであるので、これはこれでとても便利なのですが、やはりぶっちぎりでEVERNOTEを使っている時間が長いのです。ノートPCですと、GoogleReaderで気になった記事をSendto機能で送ったり、Webをウロウロしていて出会った文章をクリップしたりと、どちらかと言えば収集・蓄積場所、インプットツールとしてEVERNOTEを使っていた感がありますが、iPadではEVRENOTEに蓄積していたデータを積極的に"活用"出来るようになったと感じています。ようやくI/Oのバランスが取れたような感じです。ショートカットや数式なども突っ込んであるので、これも横ですぐに参照出来て便利だと感じています。文系出なもので、数式とかはすぐに忘れますからねww

隙間時間活性化はiPhone、ヘビーな仕事は母艦であるMacbookが担う。ではiPadは?単なる情報消化デバイスではなくて、アウトプット端末なのかなぁと感じています。実際、PCに向かうと構えてしまうような、iPhoneのフリック入力では書き漏らしてしまうような、小さなアイデアを書き留めたりと言ったシーンではホントに便利です。しかしあの画面サイズをフルに生かした、もっと自由でノビノビとした新しいアウトプットができると思うのです。そうだなぁ…ホワイトボード的というか、コルクボード的というか、KJ法的というか、曼荼羅発想法的というか、もしくは全部ひっくるめた万能アイデア書き出しツールというか。そんな感じのアプリが出てこないかなぁと思っています。ひとつだけ確かなのは、まだまだもっともっと面白くなるであろうデバイスだということでしょう!

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