昨日の昼間、同僚が「オレは将来起業して、成功者になりたいんだ!」と熱く語っていたのを聞いていて、ハタと思ったわけです。『成功』って何なんだろう?って。同僚の言う『成功』というのはどうやらお金持ちというかセレブってことみたいなんですけど、私にとって『成功』とは何ぞやと考え込んでしまいました。
バリバリの家庭崩壊の中で育ったもので、大学を卒業し就職した時の私の成功の定義は「円満な自分の家庭を持つこと」でした。この成功は就職2年目に叶いました。"円満な"という部分も何とかクリアしています(笑)育った環境とは違う理想的な家庭を持つに至り、そこから『成功』というものを考えなくなったみたいです。
成功って夢とか目標とかと近しい言葉だと思うんです。だとすると「今叶っていない、もしくは満足できていないことが叶った・満足した状態」になれば「成功」ということになります。そこで不満に思っていることを考えてみます。
家庭=これは満足ですな。叶ってます。
会社=小さい会社ですが今の会社は大好きです。
仕事=仕事内容も不満なし。
地位=別に肩書きを求めて仕事してないから不要。
名誉=これも欲しいとは思わない。
収入=あるに超したことはないけど、今でも十分生活できている。
健康=病気だけど投薬で治るものだし気をつければ良いもの。
人間関係=病気を機に嫌な人とは縁を切ったし、会社の人はみんな好き。
うーん、特に大きな不満というのがないんですよ。お金はね、確かに多く欲しいとは思いますけどTVのセレブタレントさんの生活がしたいと思ったことはありません。何というか「他人が羨むような人生を手に入れる!」みたいな野心というのがないようです。
今日、色々考えた結論としては、先に頂上を決めて登り始めるのではなく、登りながら頂上を決めたっていいじゃないかとなります。どの山に登っているのかは分かりませんが、登りながら薄ぼんやり見えてきたところが頂上=ゴール=成功だったとしてもいいんじゃないかと。登っている限り成長はしているはずだから、直線ルートじゃなくてもいいんじゃないの?と考えたのですが、どうでしょうかね??
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