愛着品紹介010-「痒いのは指一本分だ!」〜八重桜の銘木、孫の指〜-

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昨日の手帳オフでこの製品について話したら妙にウケが良かったので急遽エントリーします!


高齢の頑固職人がおっしゃるには、

「痒いのは指一本分!ピンポイントで掻ければそれで良いんだ。手じゃなくて指なんだよなぁ。欲しいのはさ。」


銘木とは、全国銘木連合会の専務理事を務められた春永剛聖氏によると、「貴重な木材の総称で、具体的には高品質木、大径木をはじめ、奇木、変木、老木、社寺木、由緒木、枯損木、稀木などであって、一般材とは品位を著しく異にし、優美な色彩、光沢を持ち、かつ美麗な木目などを備え、趣のある用材を採材できる原木およびその加工品をいう」と定義しています。僕は、非常に美しい木を何年~数十年も寝かせた良質の木材のことだと思っています。家具や茶道具や丸盆などに使われることが多いものです。実は木というのは切り倒したら即使えるものではありません。切ったあとでも呼吸をしているので、反ったり歪んだり、形が変わるものなのです。ですので、十分に寝かせて乾かして、十分丈夫になってから、加工して初めて製品になるのです。


そんな貴重な銘木(の端材)を使って作られたのが一風変わったこの孫の手です。背中が痒いとき、痒い場所は爪楊枝の先くらいの範囲で感じていることなのに、その周りも掻くから痒みが他にも移って、結局背中全体を掻かねばならなくなるというのが、この職人さんの主張です。なので、この孫の手の先端は約1センチ。孫の手ならぬ『孫の指』なのです!「うそだ~?」って思うでしょ?でもホント。騙されたと思って買って帰ったのですが、確かに痒いところってほんの少しなんですよ。痒みが他に移動することもないので、もんのすごく気持ちいいのです!!





さくらの木です。







コレが先端!







グリップも秀逸!





これ本当に職人さんの遊び心が作らせただけあって絶妙な一品でして、長さといい、形といい、本当に痒いところをピンポイントで掻ける優れもの。先端の丸みも上手いことよ~く削ってあるので、直に皮膚を掻いても痛くないし、手を背中に回した時に無理なく自然に握れるグリップも秀逸です。銘木ですから、木目の表情も実に美しい。美を感じる孫の手なんてそうは無いと思います。ウッチャン・ナンチャンの、ウッチャンが司会している時には必ず何か棒を持っているでしょう?あんな感じでTVを見るときとか、別にどこも痒くないのに、必ずこの孫の指をいじくり回しています。持っていてもさすっていてもな~んか落ち着く不思議な逸品です。


我が家にある孫の指はサクラの木を使ったもの。他にもケヤキとかクリとかもありますが、このサクラはなんと八重桜の銘木というからもう私のツボに入りまくり。また銘木はこれで木が死んでしまったわけでは決してなく、これからもさらに反ったり伸びたり成長していきます。しかも、毎日触っていると手の油分がワックスとなり、艶が出てきて、今以上に丈夫になっていってくれます。まさに一生物です。早く艶が出ないかなぁと毎日撫でているわけですww


しかし、この逸品も、この職人さんがいらっしゃらなくなったら、もう二度と手に入らないものになってしまうと言います。全くもって惜しい!実はこの商品はネットからも買えます。しかし、在庫数に限りがあり、且つ、完全ハンドメイドですし作れる銘木も数に限りがあることから、絶対に大量生産できないものなので、あまりおおっぴらにリンクを張るのはどうかと思うので、欲しい!と思った方がいらっしゃったらTwitterの@kazumotoをフォローしていただいて、DMかメッセージを送ってください。URLをご連絡いたします!ちなみにこの商品これだけの逸品にも関わらず¥1,800です!!安い!(と思いません?)

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