家庭版ISO14001導入のススメ

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地球温暖化 不信を広げる研究者の姿勢』という"社説"が本日(2月25日)読売新聞に載りました。
まぁ、この記事を"社説"として掲載した読売新聞の勇気と度胸と見識の無さは大したものというか、何というかなのですが、全国紙がこれを載せてよいのなら、地球温暖化に関して、私みたいなド素人の目線とド素人の思い付きを書いたものが一本くらいあっても良かろうと思わせてくれましたので、Q&A形式で知ってることを書き出して、その後、取り組みのアイデアを書いてみます。

Q1.地球温暖化は進行中なのか?
私見:私は「絶賛驀進中」だし「絶好調あったまり中」だと思っています。

Q2.地球温暖化は人間だけが悪いの?
私見:100%人間のせいでしょうねぇ。他の動物は木を切ったり、ビル作ったりしませんものね。

Q3.地球温暖化が進んでいるっていうくせに冬は寒いけど何で?
私見:地球温暖化の研究は100年後どうなるか?といった超ロングスパンでの研究です。暖冬や冷夏はもっと短いスパンで起こるものなので、100年後を研究するという大きなフィルターで見れば、数年の変化は当たり前だし、些細なことだし、そんなの折込済みってことだと思っています。比べる単位がmmとkmでは比較できないのは当たり前。それと一緒ではないでしょうか?

Q4.要は二酸化炭素(CO2)だけ減らせばいいんじゃないの?
私見:温暖化効果ガスは、CO2だけではなくて、京都議定書で削減対象となったもの"だけ"で、6種類あります。二酸化炭素(CO2)・メタン(CH4)・亜酸化窒素(N2O)(=一酸化二窒素)・ハイドロフルオロカーボン類(HFCs)・パーフルオロカーボン類(PFCs)・六フッ化硫黄(SF6)。他にもベラボウな数に上るみたいです。この中でも二酸化炭素の影響が他の物質に比べて特に高いようなので、メディアでは異常に目立って取り上げられているに過ぎないのだろうと思います。例えるなら、SUPER MONKEYSから安室奈美恵だけが目立って取り上げられたみたいなものでしょうかww

Q5.地球温暖化は誰が調べてるの?
私見:「気候変動に関する政府間パネル」(Intergovernmental Panel on Climate Change、略称:IPCC)という、国際的な専門家でつくる、地球温暖化についての科学的な研究の収集、整理のための政府間機構が存在し、ここが中心的な役割を担っているようです。

Q6.IPCCは何してるの?

私見:IPCCを中心(?)に地球温暖化に関する最新の研究結果や知見の評価、取り纏めを行い、様々なシナリオを元に導き出された科学的知見を提供しているようです。特に数年おきに発行される「評価報告書」(Assessment Report)は地球温暖化に関する世界中の数千人の専門家の研究成果を集約したグローバルな報告書なので信頼性はべらぼうに高いと思われます。

Q7.その報告書ってあてになるの?シミュレーションって当たるの?
私見:これ以上当てになる資料があるなら教えてくださいという感じです。世界中の科学者総当りで作り上げた報告書以上に信頼性がある資料があるのなら、それは見てみたいものだと思います。またシュミレーションの正確さ、研究の手法などについては、『地球温暖化の予測は「正しい」か?』が私たち素人にも一番わかりやすく、一番正確な知見及び情報を与えてくれる書籍だと思います。曰く、

前提条件が正しければ、不確かさの幅の中に現実が入るだろうという意味において『正しい』
とありますし、実際当たってるので、当たると私は思っています。

Q8.IPCCは信用に足る機関なの?

私見:読売さんの記事では、何やらお金がらみの問題が表面化してIPCCは信用ならんということになっていますが、私は「科学者の矜持」を信じます。人間のやることですから時には間違った記述をしてしまうこともあるでしょう。しかし、何というかな、「誇り」みたいなものが無ければ、来る日も来る日もこんなドデカイ問題についてのデータを地道に当たる作業なんてのはできないと思うのです。どこぞのマスコミよりよっぽど信用に足る機関だろうと私は思っています。

さて、Q&A形式はこの辺までとして、私の考えとしては「温暖化は進行中だし、科学者が日夜研究しているデータは信用できる」となります。次に問題なのは、私たちに何ができるのか?という身近な問題です。「何をバカなことを言ってんだ!?」と言われることを承知で書きますが、何か使えるものはないかな?と考えたとき、ISO14001という規格が所謂「
環境マネジメントシステム国際規格」としてあるのだから、これを家庭版にしたらいけるんじゃないの?と思いつきました。もちろん企業・事業所向けですからそのままでは使えませんので、ちょっと家庭用にアレンジしてみたらどうだろう?と思ったのです。

ISO14001の要諦はISO9000シリーズ同様、環境にインパクトを与える事柄を洗い出し、Plan行動目標を策定→Do実施→Check点検→Action点検で出た是正事項を是正するというPDCAサイクルを上手く回していくことにあります。

とすれば、例えばですよ?「1ヶ月の買い物の内90%はマイバックを使う」というPlanを立てて、家族全員で実施(Do)、レシートにチェックしてお母さんに渡し、家計簿をつけると共に、家族がマイバックを使うという行動をやっているかリストに記入(Check)月末に全員に発表して、守れた人にはご褒美をあげる。駄目だった人は改善点を調べて、翌月更に厳しくチャレンジ!(Action)という感じに家族で楽しみながら、PDCAを回していく方法があるんじゃないかと思ったのです。

Planを立てるのが大変という意見もありそうですが、すぐできることって意外にあると思います。マイバックもそうでしょうし、詰め替えパックを買う、エコマーク商品を優先する、食べ残しを無くす、電気の無駄遣いは止める、節水してみる、ガス代を減らせるエコ料理を考案する、包装紙の少なさで買うものを選ぶ、環境に厳しい洗剤は買わない。毎日車を使う人なら1週間に1度「ノーマイカーデー」を作る、常にMy箸を持ち歩く等など、いっぱいあると思います。

「わかっちゃいるけど続かない」理由は明白で、一つ一つの活動が小さすぎて、どれだけ削減できたか、どれだけ貢献できたかわからないというのがネックになって続かないのだと思うのです。
ですから、この削減効果が一発でわかるように、例えばiPhoneアプリの家計簿みたいな手軽さで、入力できるサービスを誰かが作って、取った行動によってどれだけCO2が削減されたか、表示されるサービス(アプリ)があれば、ゲーム感覚で(家族と競争したり、仲間と競争したり)楽しみながら、地球へのインパクトを少なくする生活をすることができるのではないかと妄想が広がります。もっとゲーム性を高めるなら4SQみたいに、削減量によってバッチがもらえるとか、地域一番のECO王になれるとかいうサービスにしても面白いと思いませんか?

何しろ地球規模の大きなことです、専門家でさえ、予想するのが精一杯。正確なことはわかりません。しかし進行していることは確かです。私たちにできることはどうしたって小さいことかもしれませんが、科学者が毎日データと格闘しているように、ちょっとづつ地道に行動するしていくしかないでしょう。ただし、科学者との違いは、私たちレベルで出来ることは、知恵を絞れば「楽しい行動」に化ける可能性があるという点かもしれません。できるだけ楽しく遊びながら、地球環境改善に貢献しているなんて日常が来たら素敵だろうなぁと妄想しつつ、今はできることから取り組んでいこうと家庭内ISO14001を導入して、チョコチョコ実践中です。皆さんはこの問題に何かActionはとっていらっしゃいますか?

2 コメント:

てとまる さんのコメント...

うちでも、できるところから導入してみようかな?家庭版ISO14001

chikidon さんのコメント...

私もコツコツとできることやってみようと思っています!楽しみながらできるといいですよね。はるか遠い白クマさん達に思いを馳せながら妄想エコ楽しんでます♪